浜松市が2011年のギョーザ支出額で宇都宮市を抜き、年間首位に。東日本大震災の影響で。

 浜松市が2011年のギョーザ支出額で宇都宮市を抜き、年間首位になりました。浜松市宇都宮市は餃子の消費量で毎年首位を争っています。ことの始まりは、宇都宮市総務省の調査を基に1990年から「ギョーザ日本一」を宣言してきましたが、調査は政令市と県庁所在市が対象で、2008年まで浜松市は対象外でした。そこで餃子の消費の多かった浜松市は07年、「市の独自調査では消費量で宇都宮市を上回った」として「餃子消費量日本一」を宣言して、宇都宮市に“宣戦布告”。それから日本一を競ってきた両市ですが、宇都宮市がずっと首位をキープしてきました。
 ところが昨年の東日本大震災の影響で3月以降、宇都宮の消費量が激減。その後盛り返すものの、年間消費量で浜松に抜かれてしまいました。浜松ギョーザのPRに取り組む「浜松餃子ぎょうざ学会」の斎藤会長は「宇都宮市の支出額は、3月以降にがくっと落ち込んでいる。東日本大震災の影響ではないか」と分析。宇都宮市浜松市は支出額の首位争いをすることで、全国から注目を集めてきたことから、斎藤会長は「一日も早く宇都宮市が元気を取り戻し、改めて切磋琢磨せっさたくましたい」とエールを送ったそうです。

さあ、宇都宮の餃子、食いにいきましょうか!