日本精密測器の個人用放射線量計、ビックカメラから発売

 ビックカメラは、個人向け線量計「RADCOUNTER(ラドカウンター)DC-100」を2月23日より発売する。希望小売価格は39,800円。この「RADCOUNTER」は医療用測定器と光学精密機器のメーカーである日本精密測器が製造したポーダブル線量計で、30秒で空気中のガンマ線を計測し、30秒経過した後は、リアルタイムで測定結果を表示する。

 計測には、シンチレーション方式を採用している。放射線が当たると発光するCsIヨウ化セシウム結晶物質を用いて、シンチレーターと呼ばれるセンサーで放射線を計測する。計測項目は、時間単位の放射線量と、測定開始からの積算放射線量。積算放射線量の測定範囲は0.00μSv(マイクロシーベルト)〜999.9mSv(シーベルト)。積算時間は0時間〜999時間。また、放射線を検知するたびに、ブザー音で知らせる機能も備える。製品は開発から生産まで日本製で、購入後のサポートも受けられる。また、EMC試験にも合格しており、携帯電話などの電波を放つ製品の近くでも安定して使えるとしている。本体重量は約62g。電源は単四形アルカリ電池2本。

 7900円で買えるエステーエアカウンターと比べるとお高いですが、エアカウンターが計測に2分ほどかかることを考えれば高性能なのでしょうね。もう少し安くならないかな・・・。