家政婦のミタ、来週、最終回・・・

 昨日放送の、「家政婦のミタ」、FIFAクラブワールドカップ準決勝の中継が伸びて放送時間がずれました。HDDレコーダで予約していたのですが、遅れたせいで生放送で見られました。35分遅れの放送でしたが、視聴率は28.6%だったそうです。松下菜々子の演技もいいですが、脚本がいいですよね。脚本家・遊川和彦氏のインタビュー記事をミタのですが・・・

「震災があって、これからみんなどうするのか? 死者に対して僕らは心の折り合いをつけ、先に進まなければいけない。そこで、説得力を持つキャラクターとして自分たちよりも遥かに深い悲しみと喪失感を持っている三田が必要だった」と三田灯の誕生秘話を明かす。「心が折れている時に“もういいよ、辞めちゃえ”って言われた方が楽な時もあるでしょ? 人間は弱いから、優しい言葉は疑うけど、冷たい言葉はすぐ信じちゃう。でも、その言葉を言う資格があるのは、誰よりも深い喪失感を背負ってそれでも歩いてきた人間だけなんです」。 
 終盤へのラストスパートとなる9話以降は「阿須田家の終息を含め、三田にはこんな過去があったのか!? なんて事を最後の最後まで引っ張るようなことはしません(笑)。終息のその後の生き方を描くことが大事だから。三田という人間、それに対する阿須田家の人間のかかわりを最後は描きます」と断言。

 ということだそうです。最後までブレずに、物語は展開するようです。ちなみにヒットしたドラマにありがちな、「家政婦のミタ2」とか劇場版とかは作らない方針のようです。さすがですね。

http://ure.pia.co.jp/articles/-/1386